NHK World DIRECT TALK:平和活動家 スティーブ・リーパー 

Direct Talk

DIRECT TALK とは、日本のみならず、世界中の著名人、専門家など様々な分野で活躍する人々が登場し、国際的なニュースや課題について自らの活動を通して語るインタビュー番組です。

今回インタビューしたのは、スティーブ・リーパーさん。アメリカ出身で、広島に長く滞在し、核兵器廃絶や平和文化の普及に尽力してきた平和活動家。2007年から5年間、これまでの功績から原爆資料館を運営する公益財団『広島平和文化センター』の理事長に就任。

<放送の内容>終わりの見えないロシアによるウクライナ侵攻。「今こそ核なき世界を実現しなければいけない!」と語るアメリカ人の平和活動家・スティーブン・リーパーさん。37年前から広島に住み、被爆地から核兵器の惨状を世界へ発信してきた。広島の原爆資料館、初の外国人理事長を務めた経歴を持ち、広島市長が国連などで発言する際も影となり支えてきた。「ウクライナ侵攻で核戦争が現実味を帯びてきた。核兵器による被害とはどのようなものなのか?その現実が知られないままでは、人類は本当に滅んでしまう」今年6月に『核兵器禁止条約第一回締約国会議』が開かれた。広島・長崎両市長が出席する中、核兵器の廃絶が叫ばれた。「唯一の被爆国である日本から核廃絶を叫ばなければいけない。世界はいま大きな岐路にある」8月6日の原爆の日に毎年発信される広島市長の『平和宣言』、リーパーさんはこの英語翻訳を長年つとめてきた。「平和宣言には犠牲にあった人々の願いが込められている。この思いを世界に広めたい」広島から核兵器の根絶を訴え続けるリーパーさんの活動を見つめる。

この放送は、こちらから視聴可能です。

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